四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
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実績
院内がん登録件数（2020年の実績）
| 院内がん登録総数（含む診断のみ、他院治療開始後治療など） | 16件 |
|---|---|
| うち、初回治療開始件数 | 15件 |
部位別初回治療開始件数
| 上肢（患者数） | 1-3件 |
|---|---|
| 下肢（患者数） | 7-9件 |
| 体幹（非内臓）（患者数） | 4-6件 |
進行例・再発初診の診療実績件数
| 四肢軟部肉腫IV期の症例数 | 1-3件 |
|---|---|
| 他院治療開始後(含再発)初診症例数 | 1-3件 |
初診から治療開始までに要する日数
| 年 | 2020年 |
|---|---|
| 中央値 | 26日 |
| 平均値 | 33.5日 |
治療種別（2019年の実績）
四肢軟部肉腫の手術件数
| 初発根治・ 再建有り （件数） |
初発根治・ 再建無し （件数） |
再発広範囲 切除手術 （件数） |
|---|---|---|
| 1-3件 | 1-3件 | 1-3件 |
手術以外の治療を施行した人数
| 放射線治療 （患者数） |
治験を含む薬物療法 （患者数） |
|---|---|
| 0人 | 1-3人 |
セカンドオピニオン（2020年の実績）
| セカンドオピニオン症例件数（来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの） | 0件 |
|---|
診断
病理診断
術中迅速診断が実施できる体制の有無
| 術中迅速診断が実施できる体制の有無 | ○ |
|---|
常勤の病理専門医
| 氏名 | 北澤 理子 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 1985年 |
| 専門医、取得年 | 1998年 |
| 他の資格 | 病理専門研修指導医, 死体解剖資格, 細胞診専門医, 総合内科専門医 |
| 主な経歴 | 昭和60年 神戸大学医学部卒昭和60年6月 神戸市立中央市民病院 内科研修医昭和62年7月 国立療養所兵庫中央病院 内科医員 昭和62年4月 神戸大学大学院医学研究科平成4年3月 学位(医学博士)平成4年7月-平成6年6月 米国ワシントン大学医学部内分泌骨代謝部門リサーチフェロー平成7年3月 神戸大学医学部第二病理学講座 助手平成9年4月 同 講師平成22年7月 神戸大学分子病理診断学分野 特命准教授平成24年4月 愛媛大学医学部分子病理診断学講座 准教授平成25年1月 同 特任教授平成26年4月 愛媛大学附属病院病理部長 |
他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携
| 主な連携施設名 | はりま姫路総合医療センター |
|---|---|
| 自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している | いいえ |
| 連携件数 | 2020年 0件 |
| 軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
| 軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
放射線診断
常勤の放射線診断専門医
| 常勤の放射線診断専門医 | ○ |
|---|
PET検査を実施できる施設
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|
治療
外科手術
常勤の軟部肉腫専門の外科医1
| 氏名 | 木谷 彰岐 |
|---|---|
| 診療科 | 整形外科 |
| 医学部卒業年 | 1996年 |
| 専門医、取得年 | 2004年 |
| 他の資格 | がん治療認定医，日本整形外科学会認定骨・軟部腫瘍医 |
| 主な経歴 | 平成8年5月 愛媛大学医学部附属病院研修医平成8年10月松山赤十字病院リウマチセンター平成10年4月愛媛大学大学院医学系研究科平成14年3月学位取得平成14年4月愛媛大学医学部附属病院整形外科医員平成21年4月愛媛大学医学部附属病院助教平成26年8月愛媛大学医学部附属病院整形外科講師 |
常勤の軟部肉腫専門の外科医2
| 氏名 | 藤渕 剛次 |
|---|---|
| 診療科 | 整形外科 |
| 医学部卒業年 | 1999年 |
| 専門医、取得年 | 2007年 |
| 他の資格 | がん治療認定医，日本整形外科学会認定骨・軟部腫瘍医，死体解剖資格 |
| 主な経歴 | 平成11年5月 愛媛大学医学部附属病院研修医平成12年4月 愛媛県立今治病院研修医平成13年4月 愛媛大学大学院医学系研究科平成17年3月 学位(医学博士)取得平成17年4月 宇和島社会保険病院平成19年4月 興生総合病院平成20年4月 愛媛大学医学部附属病院医員平成24年4月 がん研有明病院平成25年4月 愛媛大学医学部附属病院助教令和2年10月 愛媛大学医学部附属病院講師 |
整形外科・形成外科専門医の常勤医数
| 整形外科 | 18人 |
|---|---|
| 形成外科 | 6人 |
形成外科的再建手術の可否
| 自施設における形成外科的再建手術の可否 | 可能 |
|---|
小児に対応可能な外科医との連携
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|---|
| 連携件数 | 2020年 0件 |
| 上記の施設は小児がん拠点病院である | いいえ |
| 上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である | はい |
| 上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である | はい |
放射線治療
常勤の放射線治療医
| 氏名 | 上津 孝太郎 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 2003年 |
| 専門医、取得年 | 2015年 |
| 他の資格 | |
| 主な経歴 | 平成17年4月 愛媛大学医学部附属病院研修医平成19年4月 愛媛大学医学部附属病院放射線科医院以後、四国がんセンター、済生会今治病院で勤務令和2年4月 愛媛大学医学部附属病院放射線科助教 |
重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設
| 主な連携施設名 | 兵庫県立粒子線医療センター |
|---|
薬物療法
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している
| 軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している | ○ |
|---|
軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医
| 氏名 | 薬師神 芳洋 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 1988年 |
| 専門医、取得年 | 2009年 |
| 他の資格 | 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法指導医 |
| 主な経歴 | 昭和63年6月 愛媛大学医学部 附属病院 内科研修医平成元年4月 松山赤十字病院 内科研修医平成5年4月 愛媛大学医学部 医員平成6年4月 米国ハーバード大学医学部 ダナファーバー癌研究所研究員平成9年4月 愛媛大学医学部 助手平成17年11月 愛媛大学医学部 講師平成18年12月 愛媛大学医学部 附属病院講師・腫瘍センター長平成22年5月 愛媛大学医学部 附属病院准教授・腫瘍センター長平成24年9月 愛媛大学医学部臨床腫瘍学 教授 / 附属病院腫瘍センター長 |
小児血液･がん専門医が勤務する施設との連携
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|---|
| 連携件数 | 2020年 0件 |
横断的事項
チーム医療関連
| 軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況 |
|---|
| 2022年07月04日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医:内科、外科、耳鼻科、歯科、産婦人科、泌尿器科、小児科、麻酔科，外来化学療法室看護師，薬剤師:2022年06月06日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医:内科、外科、耳鼻科、歯科、産婦人科、泌尿器科、小児科、麻酔科，外来化学療法室看護師，薬剤師:2022年05月02日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医:内科、外科、耳鼻科、歯科、産婦人科、泌尿器科、小児科、麻酔科，外来化学療法室看護師，薬剤師:2022年04月04日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医:内科、外科、耳鼻科、歯科、産婦人科、泌尿器科、小児科、麻酔科，外来化学療法室看護師，薬剤師:2022年03月07日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医:内科、外科、耳鼻科、歯科、産婦人科、泌尿器科、小児科、麻酔科，外来化学療法室看護師，薬剤師 |
| 外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無 | ○ |
|---|---|
| 必要に応じた病理医の参加実績の有無 | × |
関連する常勤職員配置の有無
| リハビリテーション 専門医 |
理学療法士 |
|---|---|
| ○ | ○ |
| 作業療法士 | 精神科医 |
| ○ | ○ |
| 臨床心理士 | 社会福祉士/ 精神福祉士(MSW) |
| ○ | ○ |
診療科の有無
| 総合診療科 | 小児科 | 皮膚科 |
|---|---|---|
| ○ | ○ | ○ |
| 精神科 | 外科 | 産婦人科 |
| ○ | ○ | ○ |
| 眼科 | 耳鼻咽喉科 | 泌尿器科 |
| ○ | ○ | ○ |
| 脳神経外科 | 救急科 | |
| ○ | ○ |
研究関連
| 生検・手術検体の凍結保存 | ○ |
|---|
軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験（I～III相）
| 臨床試験件数 | 2019年 ～ 2020年 0件 |
|---|
軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載
| 代表的な論文のタイトル | Fujibuchi T, Miyawaki J, Kidani T, Imai H, Miura H. Prediction of Soft Tissue Sarcoma from Clinical Characteristics and Laboratory Data. Cancers (Basel). 2020 Mar 13;12(3):679. Fujibuchi T, Imai H, Miyawaki J, Kidani T, Kiyomatsu H, Miura H. Hand tumors: A review of 186 patients at a single institute. J Orthop Surg (Hong Kong). 2021 Jan-Apr 2021;29(1):2309499021993994. |
|---|
骨・軟部腫瘍（肉腫）専門の国際学会（CTOS, ISOLS）の会員である職員の有無
| CTOS会員 | ISOLS会員 | 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無 |
|---|---|---|
| × | × | ○ |
院外連携・教育・診療連携関連
| 定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催 | ||
|---|---|---|
| 開催有無 | 開催有無 | × |
| 頻度 | 頻度 | |
| 外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明 |
|---|
| 骨軟部肉腫に特化したプログラムではないが，当院の腫瘍センターや緩和ケアセンターが中心となって定期的に腫瘍センター講演会，緩和ケア講演会や緩和ケア研修会を施行している． |
| 退院例のフォローアップや連携についての説明 |
| 退院後は原則として局所再発，肺転移の有無のチェック，患肢機能の評価などのフォローアップを行なっている．当院に通院が困難な患者の場合では，通院可能な地域の病院と連絡を取りフォローを行う． |
| 他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明 |
| 当院は24診療科を有する特定機能病院であり，代表的な例としては循環器，呼吸器，脳神経疾患合併症を有する骨軟部肉腫患者さんでもそれぞれの専門科と連携，また，小児骨軟部肉腫患者さんにおいても小児科と連携し治療を行うことが可能である． |