四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
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実績
院内がん登録件数(2020年の実績)
院内がん登録総数(含む診断のみ、他院治療開始後治療など) | 30件 |
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うち、初回治療開始件数 | 23件 |
部位別初回治療開始件数
上肢(患者数) | 4-6件 |
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下肢(患者数) | 12件 |
体幹(非内臓)(患者数) | 7-9件 |
進行例・再発初診の診療実績件数
四肢軟部肉腫IV期の症例数 | 0件 |
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他院治療開始後(含再発)初診症例数 | 7-9件 |
初診から治療開始までに要する日数
年 | |
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中央値 | |
平均値 |
治療種別(2019年の実績)
四肢軟部肉腫の手術件数
初発根治・ 再建有り (件数) |
初発根治・ 再建無し (件数) |
再発広範囲 切除手術 (件数) |
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10件 | 20件 | 4-6件 |
手術以外の治療を施行した人数
放射線治療 (患者数) |
治験を含む薬物療法 (患者数) |
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1-3人 | 7-9人 |
セカンドオピニオン(2020年の実績)
セカンドオピニオン症例件数(来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの) | 1-3件 |
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診断
病理診断
術中迅速診断が実施できる体制の有無
術中迅速診断が実施できる体制の有無 | ○ |
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常勤の病理専門医
氏名 | 柳井広之 |
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医学部卒業年 | 1991年 |
専門医、取得年 | 1999年 |
他の資格 | 日本臨床細胞学会専門医 |
主な経歴 | 2004年 岡山大学病院病理部助教授2011年 岡山大学病院病理診断科教授 |
他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携
主な連携施設名 | 産業医科大学 |
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自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している | いいえ |
連携件数 | 2020年 0件 |
軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
放射線診断
常勤の放射線診断専門医
常勤の放射線診断専門医 | ○ |
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PET検査を実施できる施設
主な連携施設名 | 岡山画像診断センター |
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治療
外科手術
常勤の軟部肉腫専門の外科医1
氏名 | 尾﨑敏文 |
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診療科 | 整形外科 |
医学部卒業年 | 1987年 |
専門医、取得年 | 1993年 |
他の資格 | 日本リハビリテーション医学会専門医 |
主な経歴 | 2002年 岡山大学整形外科講師2005年 岡山大学整形外科教授 |
常勤の軟部肉腫専門の外科医2
氏名 | 国定俊之 |
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診療科 | 整形外科 |
医学部卒業年 | 1993年 |
専門医、取得年 | 2002年 |
他の資格 | 日本リハビリテーション医学会専門医 |
主な経歴 | 2002年 岡山大学整形外科助手2007年 岡山大学運動器医療材料開発講座准教授 |
整形外科・形成外科専門医の常勤医数
整形外科 | 15人 |
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形成外科 | 8人 |
形成外科的再建手術の可否
自施設における形成外科的再建手術の可否 | 可能 |
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小児に対応可能な外科医との連携
主な連携施設名 | 自施設 |
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連携件数 | 2020年 15件 |
上記の施設は小児がん拠点病院である | いいえ |
上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である | はい |
上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である | はい |
放射線治療
常勤の放射線治療医
氏名 | 吉尾浩太郎 |
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医学部卒業年 | 2005年 |
専門医、取得年 | 2011年 |
他の資格 | 日本がん治療認定機構がん治療認定医 |
主な経歴 | 2007年 岡山大学病院放射線科2012年 国立がん研究センター中央病院放射線科2014年 香川県立中央病院放射線科2020年 岡山大学病院放射線科 助教2021年 岡山大学陽子線治療学 講師 |
重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設
主な連携施設名 | QST病院 |
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薬物療法
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している | ○ |
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軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医
氏名 | 田端雅弘 |
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医学部卒業年 | 1985年 |
専門医、取得年 | 2007年 |
他の資格 | 日本がん治療認定機構がん治療認定医 |
主な経歴 | 1992年 岡山大学附属病院第二内科助手2006年 岡山大学病院腫瘍センター長(准教授)2018年 同教授 |
小児血液・がん専門医が勤務する施設との連携
主な連携施設名 | 自施設 |
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連携件数 | 2020年 4-6件 |
横断的事項
チーム医療関連
軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況 |
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2022年08月22日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医:消化器外科、小児腫瘍科:2022年07月25日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医:消化器外科、小児腫瘍科、泌尿器科:2022年06月27日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医:消化器外科、小児腫瘍科:2022年05月23日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医:消化器外科、小児腫瘍科:2022年04月25日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医:消化器外科、小児腫瘍科、泌尿器科 |
外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無 | ○ |
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必要に応じた病理医の参加実績の有無 | ○ |
関連する常勤職員配置の有無
リハビリテーション 専門医 |
理学療法士 |
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○ | ○ |
作業療法士 | 精神科医 |
○ | ○ |
臨床心理士 | 社会福祉士/ 精神福祉士(MSW) |
○ | ○ |
診療科の有無
総合診療科 | 小児科 | 皮膚科 |
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○ | ○ | ○ |
精神科 | 外科 | 産婦人科 |
○ | ○ | ○ |
眼科 | 耳鼻咽喉科 | 泌尿器科 |
○ | ○ | ○ |
脳神経外科 | 救急科 | |
○ | ○ |
研究関連
生検・手術検体の凍結保存 | ○ |
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軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験(I~III相)
臨床試験件数 | 2019年 ~ 2020年 5件 |
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軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載
代表的な論文のタイトル | Alveolar soft part sarcoma: progress toward improvement in survival? A population-based study Soft-tissue sarcoma in adolescents and young adults |
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骨・軟部腫瘍(肉腫)専門の国際学会(CTOS, ISOLS)の会員である職員の有無
CTOS会員 | ISOLS会員 | 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無 |
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× | ○ | ○ |
院外連携・教育・診療連携関連
定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催 | ||
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開催有無 | 開催有無 | ○ |
頻度 | 頻度 | 年6回程度 |
外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明 |
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四肢軟部肉腫は初回に整形外科を受診する頻度が高い。そのため、岡山大学整形外科では整形外科入局時の研修の一つとして、軟部肉腫に対しての基本的な治療方針ついて研修を行っている。正しい知識を学習し、その後に勤務する関連病院で適切な診療を行えるように教育している。尾崎敏文、国定俊之は、地域で拠点となる岡山大学の関連病院で毎月定期的に肉腫専門外来を行い、四肢軟部肉腫の診療を行うとともに、そこで勤務している医師たちに適切なアドバイスおよび教育を行っている。 |
退院例のフォローアップや連携についての説明 |
基本的なフォローアップとして、治療後3年までは3か月ごとの胸腹部+局所CT検査と必要に応じて局所MRI検査、4~5年は6カ月ごとの胸腹部CT検査、5年以上は6カ月~1年毎の胸腹部CT検査を行っている。岡山大学病院は中国地方、四国地方から多くの肉腫患者が紹介され、治療を行っている。岡山大学整形外科は中国地方、四国地方に多くの関連病院が持っている。そのため頻回にに通院することが困難な患者さんは、これらの関連病院と連携をとって、患者のフォローアップを行っている。 |
他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明 |
合併症は自施設で対応可能である。 |