四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
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実績
院内がん登録件数（2020年の実績）
| 院内がん登録総数（含む診断のみ、他院治療開始後治療など） | 26件 |
|---|---|
| うち、初回治療開始件数 | 21件 |
部位別初回治療開始件数
| 上肢（患者数） | 4-6件 |
|---|---|
| 下肢（患者数） | 7-9件 |
| 体幹（非内臓）（患者数） | 7-9件 |
進行例・再発初診の診療実績件数
| 四肢軟部肉腫IV期の症例数 | 4-6件 |
|---|---|
| 他院治療開始後(含再発)初診症例数 | 4-6件 |
初診から治療開始までに要する日数
| 年 | |
|---|---|
| 中央値 | |
| 平均値 |
治療種別（2019年の実績）
四肢軟部肉腫の手術件数
| 初発根治・ 再建有り （件数） |
初発根治・ 再建無し （件数） |
再発広範囲 切除手術 （件数） |
|---|---|---|
| 7-9件 | 16件 | 4-6件 |
手術以外の治療を施行した人数
| 放射線治療 （患者数） |
治験を含む薬物療法 （患者数） |
|---|---|
| 4-6人 | 4-6人 |
セカンドオピニオン（2020年の実績）
| セカンドオピニオン症例件数（来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの） | 4-6件 |
|---|
診断
病理診断
術中迅速診断が実施できる体制の有無
| 術中迅速診断が実施できる体制の有無 | ○ |
|---|
常勤の病理専門医
| 氏名 | 佐藤 聡子 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 2006年 |
| 専門医、取得年 | 2014年 |
| 他の資格 | 死体解剖資格、細胞診専門医 |
| 主な経歴 | 2006年3月 福島県立医科大学医学部卒業 2006年4月-2008年3月 東北厚生年金病院(現東北医科薬科大学病院)初期研修医2008年4月-2010年3月 同上 後期研修医(病理専攻)2014年4月-2015年5月 東北大学病院病理部 医員2015年6月-2016年5月 東北大学病院病理部 助教2016年6月-2017年1月 大崎市民病院病理診断科 副科長2017年2月- 東北大学病院病理部 助教 |
他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携
| 主な連携施設名 | 獨協医科大学埼玉医療センター |
|---|---|
| 自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している | いいえ |
| 連携件数 | 2020年 0件 |
| 軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
| 軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
放射線診断
常勤の放射線診断専門医
| 常勤の放射線診断専門医 | ○ |
|---|
PET検査を実施できる施設
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|
治療
外科手術
常勤の軟部肉腫専門の外科医1
| 氏名 | 吉田 新一郎 |
|---|---|
| 診療科 | 整形外科 |
| 医学部卒業年 | 2009年 |
| 専門医、取得年 | 2018年 |
| 他の資格 | |
| 主な経歴 | 2009年 山形大学医学部卒業2012年 東北大学整形外科入局2015年 東北大学大学院医学系研究科整形外科分野入学2019年 東北大学大学院医学系研究科整形外科分野修了2019年7月－2019年12月 The Royal Orthopaedic Hospital, Oncology Unit, UK留学2020年 東北大学病院整形外科 助教 |
常勤の軟部肉腫専門の外科医2
| 氏名 | 岩津 潤 |
|---|---|
| 診療科 | 整形外科 |
| 医学部卒業年 | 2014年 |
| 専門医、取得年 | 2021年 |
| 他の資格 | |
| 主な経歴 | 2014 東北大学医学部医学科卒業2017 東北大学整形外科入局2019 東北大学大学院医学系研究科整形外科分野入学 |
整形外科・形成外科専門医の常勤医数
| 整形外科 | 17人 |
|---|---|
| 形成外科 | 6人 |
形成外科的再建手術の可否
| 自施設における形成外科的再建手術の可否 | 可能 |
|---|
小児に対応可能な外科医との連携
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|---|
| 連携件数 | 2020年 0件 |
| 上記の施設は小児がん拠点病院である | はい |
| 上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である | はい |
| 上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である | はい |
放射線治療
常勤の放射線治療医
| 氏名 | 神宮 啓一 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 2002年 |
| 専門医、取得年 | 2007年 |
| 他の資格 | 日本がん治療認定医 |
| 主な経歴 | 2002年 東北大学医学部卒業2007年 東北大学大学院医学系研究科博士課程修了2007年-2008年 東北大学病院放射線治療科 助手2008年-2010年 (独)放射線医学総合研究所重粒子医科学センター 2011年4月-2012年1月 東北大学病院放射線治療科 講師2012年1月-2012年3月 スタンフォード大学 放射線治療科 客員研究員 2012年4月- 医学系研究科放射線腫瘍分野 教授 （現職） |
重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設
| 主な連携施設名 | 無 |
|---|
薬物療法
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している
| 軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している | ○ |
|---|
軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医
| 氏名 | 高橋 雅信 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 1999年 |
| 専門医、取得年 | 2013年 |
| 他の資格 | 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医 |
| 主な経歴 | 1999年 東北大学医学部卒業2006年 東北大学大学院医学系研究科博士課程修了2007年 東北大学病院腫瘍内科 助教2009-2012年 Baylor University Medical Center, GI Cancer Research laboratory, 博士研究員 2012年 東北大学病院腫瘍内科 助教2014年 東北大学病院腫瘍内科 講師 2017年- 東北大学加齢医学研究所臨床腫瘍学分野 准教授 （現職） |
小児血液･がん専門医が勤務する施設との連携
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|---|
| 連携件数 | 2020年 4-6件 |
横断的事項
チーム医療関連
| 軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況 |
|---|
| 2022年09月01日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:放射線診断医、呼吸器外科医、泌尿器科医、がんプロ大学院生:2022年08月04日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:放射線診断医、泌尿器科医、消化器外科医、がんプロ大学院生:2022年07月07日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:放射線診断医、がんプロ大学院生:2022年06月02日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:放射線診断医、がんプロ大学院生:2022年05月12日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:放射線診断医、泌尿器科医、呼吸器外科医、消化器外科医、がんプロ大学院生 |
| 外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無 | ○ |
|---|---|
| 必要に応じた病理医の参加実績の有無 | ○ |
関連する常勤職員配置の有無
| リハビリテーション 専門医 |
理学療法士 |
|---|---|
| ○ | ○ |
| 作業療法士 | 精神科医 |
| ○ | ○ |
| 臨床心理士 | 社会福祉士/ 精神福祉士(MSW) |
| ○ | ○ |
診療科の有無
| 総合診療科 | 小児科 | 皮膚科 |
|---|---|---|
| ○ | ○ | ○ |
| 精神科 | 外科 | 産婦人科 |
| ○ | ○ | ○ |
| 眼科 | 耳鼻咽喉科 | 泌尿器科 |
| ○ | ○ | ○ |
| 脳神経外科 | 救急科 | |
| ○ | ○ |
研究関連
| 生検・手術検体の凍結保存 | ○ |
|---|
軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験（I～III相）
| 臨床試験件数 | 2019年 ～ 2020年 3件 |
|---|
軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載
| 代表的な論文のタイトル | Yamada H, Takahashi M, Watanuki M, Watanabe M, Hiraide S, Saijo K, Komine K, Ishioka C. lncRNA HAR1B has potential to be a predictive marker for pazopanib therapy in patients with sarcoma. Oncol Lett. 2021 Jun;21(6):455. Maehara N, Niizuma H, Nakamura T, Kimura M, Sasahara Y.Chemoradiotherapy of spinal extradural Ewing sarcoma after the Fontan procedure.Pediatr Int, 62(10):1197–1199, 2020. |
|---|
骨・軟部腫瘍（肉腫）専門の国際学会（CTOS, ISOLS）の会員である職員の有無
| CTOS会員 | ISOLS会員 | 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無 |
|---|---|---|
| × | ○ | ○ |
院外連携・教育・診療連携関連
| 定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催 | ||
|---|---|---|
| 開催有無 | 開催有無 | ○ |
| 頻度 | 頻度 | 月１回 |
| 外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明 |
|---|
| 宮城骨・軟部腫瘍研究会を主催し後期研修医向けのセミナーを年一回行っている。東北大学整形外科手術手技実習（年一回開催）の一つとして骨軟部腫瘍手術をテーマとしたキャダバートレーニングを隔年で開催している。 （整形外科） |
| 退院例のフォローアップや連携についての説明 |
| 薬物療法施行患者のフォローアップは原則自施設で行っている。治療に伴う副作用のマネジメントは紹介元施設や患者の地元の施設に依頼し、連携して行う場合もある。（腫瘍内科）手術症例、非手術症例ともにフォローアップは通院可能な限り原則自施設で行っている。処方、リハビリは地元の関連病院に依頼することがある。（整形外科） |
| 他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明 |
| 通常の合併症で他院を紹介することは少ないが、長期間のリハビリテーションを要する場合などは、他院を紹介することがある。 |