四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
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実績
院内がん登録件数(2020年の実績)
院内がん登録総数(含む診断のみ、他院治療開始後治療など) | 19件 |
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うち、初回治療開始件数 | 13件 |
部位別初回治療開始件数
上肢(患者数) | 1-3件 |
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下肢(患者数) | 4-6件 |
体幹(非内臓)(患者数) | 4-6件 |
進行例・再発初診の診療実績件数
四肢軟部肉腫IV期の症例数 | 4-6件 |
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他院治療開始後(含再発)初診症例数 | 4-6件 |
初診から治療開始までに要する日数
年 | |
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中央値 | |
平均値 |
治療種別(2019年の実績)
四肢軟部肉腫の手術件数
初発根治・ 再建有り (件数) |
初発根治・ 再建無し (件数) |
再発広範囲 切除手術 (件数) |
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1-3件 | 7-9件 | 1-3件 |
手術以外の治療を施行した人数
放射線治療 (患者数) |
治験を含む薬物療法 (患者数) |
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7-9人 | 7-9人 |
セカンドオピニオン(2020年の実績)
セカンドオピニオン症例件数(来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの) | 4-6件 |
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診断
病理診断
術中迅速診断が実施できる体制の有無
術中迅速診断が実施できる体制の有無 | ○ |
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常勤の病理専門医
氏名 | 大喜多 肇 |
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医学部卒業年 | 1995年 |
専門医、取得年 | 2000年 |
他の資格 | 死体解剖資格、臨床細胞学会細胞診指導医 |
主な経歴 | 1995年 慶應義塾大学医学部卒業1995年 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程(病理系専攻)1999年 慶應義塾大学助手(医学部病理学)2003年 国立成育医療センター研究所発生・分化研究部室長2004年 同センター病院臨床検査部病理検査室医師(併任)2010年 同センター研究所小児血液・腫瘍研究部室長、病院病理診断部病理診断科医師(併任)2014年 慶應義塾大学医学部病理学教室 准教授2020年 慶應義塾大学医学部病理診断部 准教授、病院病理診断科診療部長 |
他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携
主な連携施設名 | 獨協医科大学埼玉医療センター |
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自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している | いいえ |
連携件数 | 2020年 0件 |
軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
放射線診断
常勤の放射線診断専門医
常勤の放射線診断専門医 | ○ |
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PET検査を実施できる施設
主な連携施設名 | 自施設 |
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治療
外科手術
常勤の軟部肉腫専門の外科医1
氏名 | 中山 ロバート |
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診療科 | 整形外科 |
医学部卒業年 | 2001年 |
専門医、取得年 | 2008年 |
他の資格 | 日本がん治療認定医機構認定医、日本整形外科学会認定骨軟部腫瘍医 |
主な経歴 | 2007年 慶應義塾大学病院 整形外科(助教)2008年 慶應義塾大学大学院卒 医学博士2009年 ウィーン医科大学 整形外科(短期留学)2009年 栃木県立がんセンター 骨軟部腫瘍科2011年 慶應義塾大学病院 整形外科(助教)2013年 ダナ・ファーバー癌研究所 腫瘍内科 研究員2016年 慶應義塾大学病院 整形外科(助教)2017年 慶應義塾大学病院 整形外科(講師) |
常勤の軟部肉腫専門の外科医2
氏名 | 浅野尚文 |
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診療科 | 整形外科 |
医学部卒業年 | 2004年 |
専門医、取得年 | 2011年 |
他の資格 | 日本がん治療認定医機構認定医、日本整形外科学会認定骨軟部腫瘍医 |
主な経歴 | 2004年 日本医科大学医学部卒 2004年 東京女子医科大学病院 2006年 慶應義塾大学病院2011年 国立がん研究センター中央病院専修医2013年 国立がん研究センター研究所2017年 慶應義塾大学大学院卒 医学博士2017年 慶應義塾大学病院助教 |
整形外科・形成外科専門医の常勤医数
整形外科 | 27人 |
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形成外科 | 15人 |
形成外科的再建手術の可否
自施設における形成外科的再建手術の可否 | 可能 |
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小児に対応可能な外科医との連携
主な連携施設名 | 自施設 |
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連携件数 | 2020年 0件 |
上記の施設は小児がん拠点病院である | いいえ |
上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である | はい |
上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である | はい |
放射線治療
常勤の放射線治療医
氏名 | 茂松 直之 |
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医学部卒業年 | 1983年 |
専門医、取得年 | 1988年 |
他の資格 | 日本核医学会専門医 日本放射線腫瘍学会認定医 日本がん治療認定医暫定教育医 日本がん治療認定医 |
主な経歴 | 1985年 慶應義塾大学助手(専修医)1986年 国立東京第二病院医員1988年 慶應義塾大学助手1990年 シカゴ大学アルゴンヌ国立研究所訪問研究員1993年 慶應義塾大学助手1996年 慶應義塾大学専任講師2006年 慶應義塾大学助教授2007年 慶應義塾大学准教授2009年 慶應義塾大学教授 |
重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設
主な連携施設名 | 放射線医学総合研究所 |
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薬物療法
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している | ○ |
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軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医
氏名 | 浜本 康夫 |
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医学部卒業年 | 1995年 |
専門医、取得年 | 2008年 |
他の資格 | 総合内科専門医・指導医 消化器病学会専門医 |
主な経歴 | 1995年 札幌医科大学卒業1999年 国立がんセンター東病院 研修2001年 札幌医科大学内科学第一講座医員2003年 国立がんセンター東病院 非常勤医師2005年 栃木県立がんセンター 2011年 慶應義塾大学病院 |
小児血液・がん専門医が勤務する施設との連携
主な連携施設名 | 自施設 |
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連携件数 | 2020年 7-9件 |
横断的事項
チーム医療関連
軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況 |
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2022年06月29日:整形外科医または形成外科医,病理医:整形外科 病理診断科:2022年06月22日:整形外科医または形成外科医,該当なし:整形外科 放射線診断科 看護師:2022年06月27日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医,該当なし:整形外科 小児科 小児外科 放射線科 :2022年06月08日:整形外科医または形成外科医,病理医:整形外科 病理診断:2022年06月01日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医,該当なし:整形外科 放射線診断科 看護師 |
外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無 | ○ |
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必要に応じた病理医の参加実績の有無 | ○ |
関連する常勤職員配置の有無
リハビリテーション 専門医 |
理学療法士 |
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○ | ○ |
作業療法士 | 精神科医 |
○ | ○ |
臨床心理士 | 社会福祉士/ 精神福祉士(MSW) |
× | ○ |
診療科の有無
総合診療科 | 小児科 | 皮膚科 |
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○ | ○ | ○ |
精神科 | 外科 | 産婦人科 |
○ | ○ | ○ |
眼科 | 耳鼻咽喉科 | 泌尿器科 |
○ | ○ | ○ |
脳神経外科 | 救急科 | |
○ | ○ |
研究関連
生検・手術検体の凍結保存 | ○ |
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軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験(I~III相)
臨床試験件数 | 2019年 ~ 2020年 1件 |
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軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載
代表的な論文のタイトル | Standardization of evaluation method and prognostic significance of histological response to preoperative chemotherapy in high-grade non-round cell soft tissue sarcomas Recurrent malignant peripheral nerve sheath tumor presenting as an asymptomatic intravenous thrombus extending to the heart: a case report |
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骨・軟部腫瘍(肉腫)専門の国際学会(CTOS, ISOLS)の会員である職員の有無
CTOS会員 | ISOLS会員 | 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無 |
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× | ○ | ○ |
院外連携・教育・診療連携関連
定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催 | ||
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開催有無 | 開催有無 | ○ |
頻度 | 頻度 | 年10回程度 |
外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明 |
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慶應義塾大学の関連病院のいかんにかかわらず、国内外を問わず、手術見学の希望には随時対応しています。また、手術協力の依頼に対しても、慶應義塾大学の関連病院に関わらず、チーム内で協力して人材を派遣しています。 |
退院例のフォローアップや連携についての説明 |
四肢発生の軟部肉腫の患者さんは、原則整形外科医が中心にフォローを行っています。形成外科的な再建処置が必要であった症例、放射線照射が必要であった症例、肺転移を切除した症例などは、対応した科(形成外科、放射線治療科、呼吸器外科など)にも併行してフォローをしてもらっています。小児の軟部肉腫症例は、主に小児科にフォローしてもらい、整形外科が治療後の患肢機能に関してフォローすることもあります。いわゆるAYA世代の患者さんには、治療内容により必要に応じて妊孕性温存に関するコンサルテーションを当院の産科に行ってもらいます。妊孕性温存のための治療を行った場合は、産科にも併行してフォローしてもらっています。 |
他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明 |
大学病院ですので、各科協力して治療にあたり、合併症により他院を紹介することは少ないです。粒子線(重粒子線、陽子線)照射に関しては、専門施設を紹介しています。 |