四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
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実績
院内がん登録件数（2020年の実績）
| 院内がん登録総数（含む診断のみ、他院治療開始後治療など） | 21件 |
|---|---|
| うち、初回治療開始件数 | 18件 |
部位別初回治療開始件数
| 上肢（患者数） | 4-6件 |
|---|---|
| 下肢（患者数） | 10件 |
| 体幹（非内臓）（患者数） | 4-6件 |
進行例・再発初診の診療実績件数
| 四肢軟部肉腫IV期の症例数 | 1-3件 |
|---|---|
| 他院治療開始後(含再発)初診症例数 | 1-3件 |
初診から治療開始までに要する日数
| 年 | |
|---|---|
| 中央値 | |
| 平均値 |
治療種別（2019年の実績）
四肢軟部肉腫の手術件数
| 初発根治・ 再建有り （件数） |
初発根治・ 再建無し （件数） |
再発広範囲 切除手術 （件数） |
|---|---|---|
| 1-3件 | 7-9件 | 1-3件 |
手術以外の治療を施行した人数
| 放射線治療 （患者数） |
治験を含む薬物療法 （患者数） |
|---|---|
| 4-6人 | 1-3人 |
セカンドオピニオン（2020年の実績）
| セカンドオピニオン症例件数（来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの） | 1-3件 |
|---|
診断
病理診断
術中迅速診断が実施できる体制の有無
| 術中迅速診断が実施できる体制の有無 | ○ |
|---|
常勤の病理専門医
| 氏名 | 橋本優子 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 1992年 |
| 専門医、取得年 | 1997年 |
| 他の資格 | 死体解剖資格、日本臨床細胞学会細胞診指導医 |
| 主な経歴 | 1998年助手2008年講師2013年病理病態診断学教授 附属病院病理部/病理診断科部長 |
他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携
| 主な連携施設名 | 札幌医科大学附属病院 |
|---|---|
| 自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している | いいえ |
| 連携件数 | 2020年 0件 |
| 軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
| 軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
放射線診断
常勤の放射線診断専門医
| 常勤の放射線診断専門医 | ○ |
|---|
PET検査を実施できる施設
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|
治療
外科手術
常勤の軟部肉腫専門の外科医1
| 氏名 | 山田 仁 |
|---|---|
| 診療科 | 整形外科 |
| 医学部卒業年 | 1994年 |
| 専門医、取得年 | 2002年 |
| 他の資格 | がん治療認定医、日整会脊椎脊髄病医、日整会スポーツ医、日整会骨軟部腫瘍医 |
| 主な経歴 | 1999年大学院修了2007年助教2010年骨軟部肉腫患者会設立2014年講師2016年附属病院地域連携部長 准教授2017年附属病院患者サポートセンター部長2019年運動器骨代謝学講座教授 |
常勤の軟部肉腫専門の外科医2
| 氏名 | 箱﨑道之 |
|---|---|
| 診療科 | 整形外科 |
| 医学部卒業年 | 2000年 |
| 専門医、取得年 | 2007年 |
| 他の資格 | がん治療認定医、日本リウマチ学会専門医、日整会骨軟部腫瘍医 |
| 主な経歴 | 2007年大学院修了 2010年助教 2011年チューリッヒ大学留学 2013年医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター准教授2017年ふたば救急総合医療支援センター准教授2020年東白川整形外科アカデミー教授 |
整形外科・形成外科専門医の常勤医数
| 整形外科 | 18人 |
|---|---|
| 形成外科 | 8人 |
形成外科的再建手術の可否
| 自施設における形成外科的再建手術の可否 | 可能 |
|---|
小児に対応可能な外科医との連携
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|---|
| 連携件数 | 2020年 0件 |
| 上記の施設は小児がん拠点病院である | いいえ |
| 上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である | はい |
| 上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である | はい |
放射線治療
常勤の放射線治療医
| 氏名 | 鈴木義行 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 1997年 |
| 専門医、取得年 | 2004年 |
| 他の資格 | 日本放射線腫瘍学会代議員、外務省 国際原子力機関/アジア地域協力協定国内対応委員会委員 |
| 主な経歴 | 2001年群馬大学大学院修了2014年福島県立医科大学医学部放射線腫瘍学講座教授 |
重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設
| 主な連携施設名 | 総合南東北病院 |
|---|
薬物療法
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している
| 軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している | ○ |
|---|
軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医
| 氏名 | 佐治重衡 |
|---|---|
| 医学部卒業年 | 1992年 |
| 専門医、取得年 | 2008年 |
| 他の資格 | 日本臨床腫瘍学会 指導医、日本乳癌学会 乳腺専門医・指導医 |
| 主な経歴 | 1992年東京都立駒込病院研修医1997年岐阜大学博士課程研究員1999年カロリンスカ医科大学博士研究員2001年東京都立駒込病院医員2003年M.D.アンダーソンがんセンター短期研修プログラム2004年東京都立駒込病院医長2009年埼玉医科大学国際医療センター准教授2011年京都大学大学院医学研究科特定准教授2014年福島県立医科大学医学部腫瘍内科学講座主任教授 |
小児血液･がん専門医が勤務する施設との連携
| 主な連携施設名 | 自施設 |
|---|---|
| 連携件数 | 2020年 0件 |
横断的事項
チーム医療関連
| 軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況 |
|---|
| 2022年08月15日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医,病理医:箱﨑道之・金内洋一・長谷川靖・山田匠希・磯部瑞・関野啓史・柳沼祐基・菅野信子:2022年07月11日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医,病理医:箱﨑道之・金内洋一・猪股洋平・小川到・長谷川靖・山田匠希・岡佑香・松浦範子:2022年06月20日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,病理医:箱﨑道之・金内洋一・猪股洋平・長谷川靖・関野啓史・山田匠希・松浦範子:2022年05月16日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,病理医:箱﨑道之・金内洋一・猪股洋平・小川到・長谷川靖・山田匠希・熊田有美:2022年04月18日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,病理医:箱﨑道之・金内洋一・猪股洋平・小川到・長谷川靖・関野啓史・山田匠希・熊田優美 |
| 外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無 | × |
|---|---|
| 必要に応じた病理医の参加実績の有無 | ○ |
関連する常勤職員配置の有無
| リハビリテーション 専門医 |
理学療法士 |
|---|---|
| ○ | ○ |
| 作業療法士 | 精神科医 |
| ○ | ○ |
| 臨床心理士 | 社会福祉士/ 精神福祉士(MSW) |
| ○ | ○ |
診療科の有無
| 総合診療科 | 小児科 | 皮膚科 |
|---|---|---|
| ○ | ○ | ○ |
| 精神科 | 外科 | 産婦人科 |
| ○ | ○ | ○ |
| 眼科 | 耳鼻咽喉科 | 泌尿器科 |
| ○ | ○ | ○ |
| 脳神経外科 | 救急科 | |
| ○ | ○ |
研究関連
| 生検・手術検体の凍結保存 | ○ |
|---|
軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験（I～III相）
| 臨床試験件数 | 2019年 ～ 2020年 0件 |
|---|
軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載
| 代表的な論文のタイトル | Salvage Reconstruction With the Masquelet Technique Following Wide Resection for Chondrosarcoma of the Proximal Femoral Metaphysis: A Case Report Limb salvage surgery has a higher complication rate than amputation but is still beneficial for patients younger than 10 years old with osteosarcoma of an extremity |
|---|
骨・軟部腫瘍（肉腫）専門の国際学会（CTOS, ISOLS）の会員である職員の有無
| CTOS会員 | ISOLS会員 | 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無 |
|---|---|---|
| × | ○ | ○ |
院外連携・教育・診療連携関連
| 定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催 | ||
|---|---|---|
| 開催有無 | 開催有無 | ○ |
| 頻度 | 頻度 | 3か月毎 |
| 外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明 |
|---|
| 整形外科若手医師に対する骨軟部腫瘍診療についての講義を行っている。 |
| 退院例のフォローアップや連携についての説明 |
| 軟部肉腫の退院例は、原則当院整形外科外来で定期的にフォローアップしています。骨軟部腫瘍専門医が県内各地で非常勤の外来診療を行っており、状況によってはそちらに通院していただくことも可能です。 |
| 他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明 |
| 術後のリハビリテーションが長期に及ぶ場合は地元病院に転院を依頼します。また、病状が進行し、標準治療が行えない場合には、治験などの保険外診療が実施可能な施設に紹介します。進行例で、入院での緩和ケアが必要な場合は緩和ケア専門病床を有する病院に紹介しています。 |