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国立大学法人 神戸大学医学部附属病院

地域がん診療連携拠点病院
地域の小児がん診療を行う連携病院
がんゲノム医療拠点病院
リンパ浮腫外来
指定更新日:2024/04/01

四肢軟部肉腫

四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
他の病院の情報は「希少がん情報公開専門病院を探す」をご覧ください。

実績 

院内がん登録件数(2020年の実績)

院内がん登録総数(含む診断のみ、他院治療開始後治療など) 22件
うち、初回治療開始件数 16件

部位別初回治療開始件数

上肢(患者数) 1-3件
下肢(患者数) 7-9件
体幹(非内臓)(患者数) 4-6件

進行例・再発初診の診療実績件数

四肢軟部肉腫IV期の症例数 1-3件
他院治療開始後(含再発)初診症例数 4-6件

初診から治療開始までに要する日数

中央値
平均値

治療種別(2019年の実績)

四肢軟部肉腫の手術件数

初発根治・
再建有り
(件数)
初発根治・
再建無し
(件数)
再発広範囲
切除手術
(件数)
4-6件 7-9件 1-3件

手術以外の治療を施行した人数

放射線治療
(患者数)
治験を含む薬物療法
(患者数)
0人 1-3人

セカンドオピニオン(2020年の実績)

セカンドオピニオン症例件数(来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの) 1-3件

診断

病理診断

術中迅速診断が実施できる体制の有無

術中迅速診断が実施できる体制の有無

常勤の病理専門医

氏名 小松 正人
医学部卒業年 2006年
専門医、取得年 2019年
他の資格 細胞診専門医、分子病理専門医
主な経歴 2017年-現在 神戸大学医学部附属病院病理診断科 助教

他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携

主な連携施設名 はりま姫路総合医療センター
自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している いいえ
連携件数 2020年 0件
軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 0件
軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 0件

放射線診断

常勤の放射線診断専門医

常勤の放射線診断専門医

PET検査を実施できる施設

主な連携施設名 自施設

治療

外科手術

常勤の軟部肉腫専門の外科医1

氏名 河本 旭哉
診療科 整形外科
医学部卒業年 1998年
専門医、取得年 2005年
他の資格 がん治療認定医,日整会認定骨・軟部腫瘍医,日整会認定スポーツ医,日本パラスポーツ協会公認障がい者スポーツ医
主な経歴 1998年神戸大学医学部卒業,同年神戸大学整形外科入局.大学病院および関連病院整形外科で研修の後,2002年神戸大学大学院医学研究科運動機能学入学し,骨軟部腫瘍に関する基礎研究に従事し,2006年同修了.2007年より米国クリーブランドクリニックへ研究員として留学し,がん骨転移・破骨細胞に関する基礎研究に従事した.2009年神戸大学整形外科にて骨軟部腫瘍領域の臨床医として従事,2010年同助教,2017年より神戸大学医学部附属国際がん医療研究センター特命講師・整形外科診療科長として骨軟部腫瘍領域の臨床および基礎研究に取り組んでいる.

常勤の軟部肉腫専門の外科医2

氏名 原 仁美
診療科 整形外科
医学部卒業年 2000年
専門医、取得年 2007年
他の資格 がん治療認定医,リハビリテーション専門医,日整会認定骨・軟部腫瘍医
主な経歴 2000年に香川医科大学医学部卒業、同年神戸大学整形外科入局、神戸大学病院および関連病院で研修を行い2004年に神戸大学医学部大学院入学し骨軟部腫瘍に関する基礎研究に従事。2008年に博士号取得。神戸大学医学部附属病院の医員として勤務。2012年より神戸大学病院リハビリテーション部特命助教、2017年より同部助教として骨軟部腫瘍の臨床および研究、がんリハを中心に取り組んでいる。

整形外科・形成外科専門医の常勤医数

整形外科 32人
形成外科 8人

形成外科的再建手術の可否

自施設における形成外科的再建手術の可否 可能

小児に対応可能な外科医との連携

主な連携施設名 自施設
連携件数 2020年 1-3件
上記の施設は小児がん拠点病院である いいえ
上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である はい
上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である はい

放射線治療

常勤の放射線治療医

氏名 佐々木 良平
医学部卒業年 1993年
専門医、取得年 2001年
他の資格 放射線治療専門医
主な経歴 2001年4月 神戸大学医学部附属病院 医員2002年1月 同 助手2002年3月 The University of Texas, MD Anderson Cancer Center, Visiting Assistant Professor2004年3月 神戸大学大学院医学系研究科 講師2005年10月 同 学術推進研究員 特命助教授2006年4月 同 学術推進研究員 特務助教授2007年1月 同 特命准教授2008年10月 同 内科学系講座放射線医学分野 放射線腫瘍学部門 特命准教授2012年11月 神戸大学医学部附属病院 特命教授2018年2月 同 教授 現在に至る

重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設

主な連携施設名 兵庫県立粒子線医療センター

薬物療法

軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している

軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している

軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医

氏名 南 博信
医学部卒業年 1986年
専門医、取得年 2009年
他の資格 日本内科学会専門医
主な経歴 1986年名古屋大学医学部卒業1986年名古屋第一赤十字病院勤務1994年シカゴ大学メディカルセンター1996年国立がん研究センター東病院2007年神戸大学医学部附属病院

小児血液・がん専門医が勤務する施設との連携

主な連携施設名 自施設
連携件数 2020年 0件

横断的事項

チーム医療関連

軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況
2022年07月15日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:2022年06月17日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:2022年06月10日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:2022年06月03日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:消化器内科・医師、泌尿器科・医師、小児科・医師:2022年05月20日:整形外科医または形成外科医,がん薬物療法専門医,放射線治療医,病理医:泌尿器科・医師、食道胃腸外科・医師
外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無
必要に応じた病理医の参加実績の有無

関連する常勤職員配置の有無

リハビリテーション
専門医
理学療法士
作業療法士 精神科医
臨床心理士 社会福祉士/
精神福祉士(MSW)

診療科の有無

総合診療科 小児科 皮膚科
精神科 外科 産婦人科
眼科 耳鼻咽喉科 泌尿器科
脳神経外科 救急科

研究関連

生検・手術検体の凍結保存

軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験(I~III相)

臨床試験件数 2019年 ~ 2020年 11件

軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載

代表的な論文のタイトル Clinical Outcome of the Patients With Soft Tissue Sarcomas Brain Metastasis. Anticancer Res. 2021 Feb;41(2):1027-1034. Secondary CIC-rearranged sarcoma responsive to chemotherapy regimens for Ewing sarcoma: A case report. Mol Clin Oncol. 2021 Apr;14(4):68.

骨・軟部腫瘍(肉腫)専門の国際学会(CTOS, ISOLS)の会員である職員の有無

CTOS会員 ISOLS会員 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無
×

院外連携・教育・診療連携関連

定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催
開催有無 開催有無
頻度 頻度 年2回
外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明
・「Onco知新の会」は、がんの診断・治療・ケアについて、多施設より多職種が参加する勉強会で、3月・9月の年2回、19時30分~21時00分に開催されている。・テーマは多岐にわたるが、肉腫患者は、病理診断やがん薬物療法の選択、副作用の管理、就労・就学、妊孕性など、直面する課題も多く、医療従事者間での知識と経験の共有を図るべく、頻繁に取り上げられている。
退院例のフォローアップや連携についての説明
・整形外科での手術・化学療法治療後(あるいは治療中)の患者に関して,フォローアップは主治医が外来にて定期的に行っている.・外来フォローアップの頻度は疾患によって様々だが,月1回から3カ月に1回程度で,受診ごとに単純X線やCT・MRIなどの画像検査,血液検査などを行う.・フォローアップ中に再発や転移など病状変化があれば,精査の後に治療方針を決定する.必要があれば腫瘍血液内科や呼吸器外科など当該化へのコンサルトを行う.
他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明
・退院を紹介することになる可能性としては,再発・転移,切断術後の義足作成とリハビリ,緩和治療,が考えられる.・再発・転移時に関しても基本的には当科で治療方針を検討,決定する.症例によってはサルコーマカンファでの協議や,自施設内の腫瘍・血液内科や呼吸器外科など当該科へのコンサルトを行う.患者本人が他院での治療を希望された場合に紹介を行う.セカンドオピニオンに関しても同様である.・四肢切断術後に全身状態を考慮した上で義肢作成可能と判断した場合,兵庫県立リハビリテーションセンター中央病院への紹介を行うことがある.・原発病変あるいは再発・転移に対する治療が困難かつ患者生命予後が比較的短いと予想され,ベスト・サポーティブ・ケア(BSC)の方針となった場合,在宅医含め自宅近医への紹介を行う場合がある.
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