四肢軟部肉腫
希少がんの種類別に治療やセカンドオピニオンなどの対応状況を掲載しています。
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実績
院内がん登録件数(2020年の実績)
院内がん登録総数(含む診断のみ、他院治療開始後治療など) | 31件 |
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うち、初回治療開始件数 | 26件 |
部位別初回治療開始件数
上肢(患者数) | 4-6件 |
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下肢(患者数) | 10件 |
体幹(非内臓)(患者数) | 10件 |
進行例・再発初診の診療実績件数
四肢軟部肉腫IV期の症例数 | 0件 |
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他院治療開始後(含再発)初診症例数 | 4-6件 |
初診から治療開始までに要する日数
年 | |
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中央値 | |
平均値 |
治療種別(2019年の実績)
四肢軟部肉腫の手術件数
初発根治・ 再建有り (件数) |
初発根治・ 再建無し (件数) |
再発広範囲 切除手術 (件数) |
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4-6件 | 13件 | 11件 |
手術以外の治療を施行した人数
放射線治療 (患者数) |
治験を含む薬物療法 (患者数) |
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19人 | 10人 |
セカンドオピニオン(2020年の実績)
セカンドオピニオン症例件数(来院時に四肢軟部肉腫の診断/疑いのもの) | 7-9件 |
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診断
病理診断
術中迅速診断が実施できる体制の有無
術中迅速診断が実施できる体制の有無 | ○ |
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常勤の病理専門医
氏名 | 角田 優子 |
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医学部卒業年 | 2005年 |
専門医、取得年 | 2016年 |
他の資格 | 細胞診専門医 |
主な経歴 | 2007~2011 金沢大学付属病院病理部 医員2013 金沢大学 形態機能病理 (人体病理) 博士研究員2014~ 静岡がんセンター 病理診断科 副医長 2018~ 医長 |
他施設の軟部肉腫専門医の病理専門医との連携
主な連携施設名 | 九州大学 |
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自施設に(骨)軟部腫瘍診断のコンサルタントが勤務している | いいえ |
連携件数 | 2020年 7-9件 |
軟部肉腫診断における国立がん研究センター病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
軟部肉腫診断における日本病理学会・病理診断コンサルテーション提出件数 | 0件 |
放射線診断
常勤の放射線診断専門医
常勤の放射線診断専門医 | ○ |
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PET検査を実施できる施設
主な連携施設名 | 自施設 |
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治療
外科手術
常勤の軟部肉腫専門の外科医1
氏名 | 片桐 浩久 |
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診療科 | 整形外科 |
医学部卒業年 | 1987年 |
専門医、取得年 | 1995年 |
他の資格 | 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本医師会 認定産業医 日本整形外科学会 脊椎脊髄病医、 運動器リハビリテーション医 |
主な経歴 | 昭和62年 金沢大学医学部卒業昭和62年 静岡済生会総合病院勤務平成 4年 名古屋記念病院整形外科勤務 平成 7年 名古屋大学医学部整形外科勤務 平成11年~平成12年英国Royal National Orthopaedic Hospital(London)留学平成12年 名古屋記念病院整形外科部長平成14年 静岡県立静岡がんセンター整形外科医長平成22年 静岡県立静岡がんセンター整形外科部長 |
常勤の軟部肉腫専門の外科医2
氏名 | 高橋 満 |
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診療科 | 整形外科 |
医学部卒業年 | 1980年 |
専門医、取得年 | 1988年 |
他の資格 | 2004年 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 |
主な経歴 | 1980年名古屋大医学部卒。1994年愛知県がんセンター整形外科医長。2002年静岡がんセンター整形外科部長。2008年より副院長。2017年4月、病院長、2020年名誉院長 |
整形外科・形成外科専門医の常勤医数
整形外科 | 5人 |
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形成外科 | 4人 |
形成外科的再建手術の可否
自施設における形成外科的再建手術の可否 | 可能 |
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小児に対応可能な外科医との連携
主な連携施設名 | 静岡県立こども病院 |
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連携件数 | 2020年 1-3件 |
上記の施設は小児がん拠点病院である | はい |
上記の施設は小児血液・がん専門医認定研修施設である | はい |
上記の施設は日本小児がん研究グループ(JCCG) A会員施設である | はい |
放射線治療
常勤の放射線治療医
氏名 | 原田 英幸 |
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医学部卒業年 | 1999年 |
専門医、取得年 | 2005年 |
他の資格 | がん治療認定医、緩和ケア研修会修了 |
主な経歴 | 1999年 浜松医科大学卒業1999年 浜松医科大学医学部附属病院勤務2000年 国立東静病院(現 静岡医療センター)勤務2002年 静岡県立静岡がんセンター放射線治療科勤務2015年 同 部長~ 現在 |
重粒子線(または陽子線)治療を実施できる施設
主な連携施設名 | 自施設 |
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薬物療法
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している
軟部肉腫に対して薬物治療を実施する場合、標準治療を提供している | ○ |
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軟部肉腫に対する薬物治療を実施可能な常勤のがん薬物療法専門医
氏名 | 小野澤 祐輔 |
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医学部卒業年 | 1992年 |
専門医、取得年 | 2008年 |
他の資格 | 日本内科学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 |
主な経歴 | 都立駒込病院国立がんセンター東病院2002年 静岡県立静岡がんセンター |
小児血液・がん専門医が勤務する施設との連携
主な連携施設名 | 静岡県立こども病院 |
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連携件数 | 2020年 7-9件 |
横断的事項
チーム医療関連
軟部肉腫に関するTumor Boardの定期的な開催状況 |
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2022年08月08日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医,病理医:小児科、理学療法士:2022年08月03日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医:緩和医療科:2022年07月25日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医,病理医:小児科:2022年07月20日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医:緩和医療科:2022年07月19日:整形外科医または形成外科医,放射線治療医,病理医:小児科 |
外科医、がん薬物療法専門医、放射線治療医の定常的参加の有無 | ○ |
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必要に応じた病理医の参加実績の有無 | ○ |
関連する常勤職員配置の有無
リハビリテーション 専門医 |
理学療法士 |
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○ | ○ |
作業療法士 | 精神科医 |
○ | ○ |
臨床心理士 | 社会福祉士/ 精神福祉士(MSW) |
○ | ○ |
診療科の有無
総合診療科 | 小児科 | 皮膚科 |
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× | ○ | ○ |
精神科 | 外科 | 産婦人科 |
○ | ○ | ○ |
眼科 | 耳鼻咽喉科 | 泌尿器科 |
○ | ○ | ○ |
脳神経外科 | 救急科 | |
○ | × |
研究関連
生検・手術検体の凍結保存 | ○ |
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軟部肉腫の患者が参加可能な治験、臨床試験(I~III相)
臨床試験件数 | 2019年 ~ 2020年 1件 |
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軟部肉腫に関する英文論文の年1篇以上の掲載
代表的な論文のタイトル | Metastatic Malignant Peripheral Nerve Sheath Tumor With NF1 Successfully Treated With 'Gradual Subtraction' ICE Chemotherapy Anticancer Res. 2020;40(3):1619-1624. Wang Y, Katagiri H et al. Perioperative Adriamycin plus ifosfamide vs. gemcitabine plus docetaxel for high-risk soft tissue sarcomas: randomised, phase II/III study JCOG1306.Br J Cancer. 2022. Online ahead of print. |
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骨・軟部腫瘍(肉腫)専門の国際学会(CTOS, ISOLS)の会員である職員の有無
CTOS会員 | ISOLS会員 | 基礎生物学的研究を実施できる設備の有無 |
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× | × | ○ |
院外連携・教育・診療連携関連
定期的な多施設合同の症例カンファレンスの開催 | ||
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開催有無 | 開催有無 | ○ |
頻度 | 頻度 | 年1回~2回 |
外部施設に所属する医師に対して行っている教育的プログラムについての説明 |
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臨床腫瘍学コース(1回/月)整形外科レジデントコース(3年、2年)短期研修プログラム(1年、6ヶ月) |
退院例のフォローアップや連携についての説明 |
他科との連携については、入院中、退院後を問わず電子カルテの連絡システムを通じて必要時即座に連携が取れるシステムとなっている。退院後の他の病院との連携については、主に患者の地元の病院との連携になるが、まず紹介を受けた時点での報告を行うだけではなく、治療や診断が一段落する約3ヶ月の時点で、入院中であっても紹介医に結果を報告する。これにより地元の医療機関や紹介医とお互い顔の見える関係を築けている。また状態により、退院後の生活に困難があったり、点滴等の医療処置が必要な場合には医療連携を通じて地元の病院と密に連絡を取り、地元でできることは地元で行えるよう心がけている。退院後医療費、屋内外での移動方法など社会生活的に困難があり支援が必要な場合は、よろず相談室と連携して退院前から様々な支援を行っている。 |
他院を紹介することになる可能性が高い合併症についての説明 |
当院は小児科、精神腫瘍科、眼科、脳神経外科、呼吸器内科、循環器内科、消化器外科の常勤医師がいるため、脳血管障害、虚血性心疾患、肺炎、せん妄などほとんどすべての合併症に自院で対応が可能となっている。当院で対応できない合併症としては手術を要する心血管の合併症である。この場合は近隣の心臓血管外科医がいる施設に紹介依頼を行っている。 |