グループ指定とは、都道府県協議会がその地域性に応じて検討を行い、グループ内での役割分担を 明確にした上で組み合わせを決めています。
グループ指定を受けることで、自施設で対応できなかったがん患者さんの診療が可能になるなど、患者さんにとって病院の利便性が高まります。
詳細なグループ指定の状況は「現況報告書」をご覧ください。
医療機関名 |
連携内容(がんの種類と役割分担) |
県立木曽病院 |
①長野県立木曽病院(以下「木曽病院」)の常勤医師では対応が困難な特殊性の高いがん腫
(整形外科領域の脊髄腫瘍や骨肉腫、小児科領域の小児がんや白血病、血液内科における成人の血液・リンパ系腫瘍など)
について、患者の受入を行うとともに、治療前後の診療連携やがん相談支援センター間の連携を行っている。
②常勤医師が不在の診療領域については、当院から医師派遣を行い、呼吸器内科における肺がんの診療、
皮膚科における皮膚がんなどについて、木曽病院の内科や外科医と連携して治療を行っている。
放射線治療が必要な症例については、木曽病院では2021年3月をもって放射線治療を終了したため、
当院を含めた近隣6病院に診療連携を締結し、紹介を行っている。
③当院の信州がんセンター医師が2ヶ月に1回、木曽病院で下記事項について診療及び指導を行っている。
・木曽病院から当院へ紹介した症例に係る木曽病院での外来診療(逆紹介)
・当院で行った化学療法や放射線治療の後治療として木曽病院へ転院した患者の、治療効果や副作用の経過観察
・切除不能肺がん症例及び術後化学療法への対処
④木曽病院の緩和ケアチームが介入している症例について、当院の緩和ケアセンター医師が指導を行っている。
以上の通り、診療・相談支援・情報提供について密接な連携体制を構築している。 |
信州上田医療センター |
①診療体制
・信州上田医療センター(以下「センター」)のみでは、集学的治療や標準的治療を提供できないがん種(希少がん等)
について患者の受入を行うとともに、非常勤医師の派遣を含めた人材交流、当院開催の症例検討会の参加受入に協力している。
・放射線治療医(非常勤)の派遣継続を行うとともに、放射線診断医・治療医(常勤)の人事を引き続き検討していく。
・セカンドオピニオン外来のうちセンターでは対応できないがん種について協力していく。
②相談支援・情報提供
・がん相談支援センター間の情報共有のため、長野県がん診療連携協議会 情報連携部会下の「がん相談実務者会議」への参加を通じて、
相談支援及び予防・早期発見等につながる情報提供に協力している。 |
北アルプス医療センターあづみ病院 |
①診療機能
・あづみ病院で提供できない集学的治療や標準的治療のがんについて、連携と役割分担し対応。
・症例検討会ならびにカンファレンスへの参加受入れ及び医師の派遣を含め人材交流。
・連携クリティカルパスの継続と、地城連携クリティカルパスの運用に協力。
・緩和外来ならびに緩和ケア回診、コンサルテーション、キャンサーボードへの助言等の協力。
・AYA世代患者ならぴに生殖機能温存希望患者について、治療への連携協力。
②研修・情報提供
・我が国に多いがんに対する手術のうち、あづみ病院のみでは対応困難であるもの、
放射線治療対象患者について対応が困難なものについての協力。
・薬物療法のレジメン審査に協力。
・対応出来ないがんの種類について、セカンドオピニオンの対応。
・院内がん登録PDCAサイクルの確保。 |
県立木曽病院
連携内容(がんの種類と役割分担) |
①長野県立木曽病院(以下「木曽病院」)の常勤医師では対応が困難な特殊性の高いがん腫
(整形外科領域の脊髄腫瘍や骨肉腫、小児科領域の小児がんや白血病、血液内科における成人の血液・リンパ系腫瘍など)
について、患者の受入を行うとともに、治療前後の診療連携やがん相談支援センター間の連携を行っている。
②常勤医師が不在の診療領域については、当院から医師派遣を行い、呼吸器内科における肺がんの診療、
皮膚科における皮膚がんなどについて、木曽病院の内科や外科医と連携して治療を行っている。
放射線治療が必要な症例については、木曽病院では2021年3月をもって放射線治療を終了したため、
当院を含めた近隣6病院に診療連携を締結し、紹介を行っている。
③当院の信州がんセンター医師が2ヶ月に1回、木曽病院で下記事項について診療及び指導を行っている。
・木曽病院から当院へ紹介した症例に係る木曽病院での外来診療(逆紹介)
・当院で行った化学療法や放射線治療の後治療として木曽病院へ転院した患者の、治療効果や副作用の経過観察
・切除不能肺がん症例及び術後化学療法への対処
④木曽病院の緩和ケアチームが介入している症例について、当院の緩和ケアセンター医師が指導を行っている。
以上の通り、診療・相談支援・情報提供について密接な連携体制を構築している。 |
信州上田医療センター
連携内容(がんの種類と役割分担) |
①診療体制
・信州上田医療センター(以下「センター」)のみでは、集学的治療や標準的治療を提供できないがん種(希少がん等)
について患者の受入を行うとともに、非常勤医師の派遣を含めた人材交流、当院開催の症例検討会の参加受入に協力している。
・放射線治療医(非常勤)の派遣継続を行うとともに、放射線診断医・治療医(常勤)の人事を引き続き検討していく。
・セカンドオピニオン外来のうちセンターでは対応できないがん種について協力していく。
②相談支援・情報提供
・がん相談支援センター間の情報共有のため、長野県がん診療連携協議会 情報連携部会下の「がん相談実務者会議」への参加を通じて、
相談支援及び予防・早期発見等につながる情報提供に協力している。 |
北アルプス医療センターあづみ病院
連携内容(がんの種類と役割分担) |
①診療機能
・あづみ病院で提供できない集学的治療や標準的治療のがんについて、連携と役割分担し対応。
・症例検討会ならびにカンファレンスへの参加受入れ及び医師の派遣を含め人材交流。
・連携クリティカルパスの継続と、地城連携クリティカルパスの運用に協力。
・緩和外来ならびに緩和ケア回診、コンサルテーション、キャンサーボードへの助言等の協力。
・AYA世代患者ならぴに生殖機能温存希望患者について、治療への連携協力。
②研修・情報提供
・我が国に多いがんに対する手術のうち、あづみ病院のみでは対応困難であるもの、
放射線治療対象患者について対応が困難なものについての協力。
・薬物療法のレジメン審査に協力。
・対応出来ないがんの種類について、セカンドオピニオンの対応。
・院内がん登録PDCAサイクルの確保。 |